「SAFETYドライブチェック」は、あなたの運転年齢や運転能力を診断し、注意すべき運転場面など、あなたの普段の運転に役立つアドバイス情報を提供します。
交通事故は、運転行動における認知・判断・操作のミスによるものが主原因です。
ドライブチェックは、交差点をイメージした画面上を上下左右から中央に向かって移動する赤と青のクルマアイコンが、交差点中央の枠内に進入するタイミングでボタンを押すという簡単な操作で、ゲーム感覚であなたの運転能力をチェックすることができます。
ドライブチェックで判定した認知能力や操作・判断能力、反射能力などから運転年齢や運転能力を診断し、蓄積された事故履歴データとの関係から、事故の起こしやすさや注意すべき運転場面など、あなたの普段の運転に役立つアドバイス情報を提供しています。
これらの能力は加齢に伴い低下しますので、定期的にチェックされることをお奨めします。
- ※次画面で「SAFETYドライブチェック」のながれを確認後、
テストを開始します。 - ※取り組みはパソコン限定となります。
- ※「SAFETYドライブチェック」は、
公立大学法人高知工科大学が開発した「運転適性診断装置」を
活用、協力を得て開発しました。 - ※平成27年6月に実施した「SAFETYドライブチェック」モニター調
査では、好評をいただきました。(結果はこちら)
「SAFETYドライブチェック」のすすめ
脳機能は加齢とともに低下しますが、個人差が大きいことがわかっています。近年、生活習慣が脳機能に大きく影響を及ぼすことも判明しています。例えば、喫煙・肥満などのライフスタイルや高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病で生じる大脳の白質病変は交通事故に関連することが報告されています。
今回、私たちは、安全運転に必要とされる「認知」、「判断」、「操作」を定量的に評価できる「SAFETYドライブチェック」を新たに開発しました。「認知」、「判断」、「操作」は、遂行機能や前頭葉機能とも呼ばれています。白質病変が、遂行機能や前頭葉機能を低下させることはよく知られています。私たちは、生活習慣病を防ぐことは、健康のみならず安全運転にも繋がると考えています。
多くのドライバーの皆さまに、ドライブチェックを気軽に試していただき、自分自身の運転年齢や運転能力を把握して、今後の安全運転の糧にしていただきたいと願っています。
- 朴 啓彰
- 高知工科大学地域連携機構
地域交通医学研究室 室長/客員教授