安全運転研修の例を紹介します。

  • 「阪高SAFETYナビ」は、企業・団体の皆様の状況に応じて、様々な形態で研修を実施することを想定しています。参加者の皆さんが集合しなくても実施できますし、定例の安全運転研修や日常の点検などでも活用できます。
  • ここでは、いくつかの代表的な研修事例を紹介しますので、貴事業所・団体のご事情や取り組みの目的に沿って、貴事業所・団体にとって最もよい戦略をご検討ください。
  • 「従業員安全運転研修制度」運用マニュアルも用意しています。ダウンロードしてご活用ください。
活用方式例 形態 概要
隙間時間での取り組み マイカー通勤者、営業ドライバー、運転免許保有者を対象として、自宅等でも出来る研修制度として取り組みを義務付ける(推奨する)方式
定期研修プログラム 「新人研修」「幹部研修」「移動時研修」などの研修制度として位置づけて研修会プログラムの中で取り組む方式
定期点検時の短時間研修 営業ドライバーの定期点呼時などで実施するちょっとした研修
交通安全週間の「安全運転講習会」 交通安全運動週間に開催する安全運転講習会のプログラムとして実施する方式(交通安全講習会でアナウンス、安全週間の期間中に取り組みを推奨)

■従業員安全運転研修制度

参加対象者

マイカー通勤者、営業ドライバー、運転免許保有者

取組みケース

交通安全週間の各自の取り組みなど

取組み期間

1週間~2週間(プログラムに取り組む時間は10分~15分)

使用教材プログラム

「SAFETYドライブ・カウンセリング」「SAFETYドライブ・トレーニング」(団体でお取り組みください。両方のプログラムに取り組んでいただくことが望ましいですが、どちらか一方だけでも可です。)

取り組み手順

従業員安全運転研修の例

時間 概要 備考
準備 ・団体担当者様が参加をお申し込みください。
(事務局が受付,参加のご案内と団体のID/password等をお知らせします.)
・団体担当者様が、参加者に取組み案内とID/passwordを発行します。
参加者の情報は団体ご担当者様で管理。
1~2週間(参加者の取組みは20~30分) (案内されたサイトにアクセスして、ID/passwordを入力)
・「SAFETYドライブ・カウンセリング」、「SAFETYドライブ・トレーニング」に取り組みます。
(即時に診断情報、アドバイスなどを提供します。)
PCさえあれば、しごとの隙間時間やお家でも取り組めます。
取組み後 ・団体担当者様は、取り組み結果をいつでもご覧になれます。終了後は、すぐに団体の診断書や全員の取り組み結果を受け取れます。
・取り組み結果を、今後の団体の交通安全対策にお役立てください。
団体担当者様は,いつでも結果をダウンロードすることができます.

お取り組みの詳細は,取り組みのプロセスをご覧ください.

特徴

  • 仕様教材プログラムは、一人ひとりの個別診断からアドバイスまでがパッケージ化されており、ご担当者様は教材準備や診断結果の活用などに頭を悩ます必要はありません。
  • いつでも、どこでも、好きな時に取り組んでいただけますので、参加者に集まっていただく必要はありません。取り組みはWEB画面、コミュニケーションはE-mailで可。
  • 参加者の皆さんは、好きな時に隙間時間で取り組んでいただけますので、業務にはほとんど支障がありません。取り組み結果も、即時に診断書とアドバイス情報をご覧いただけます
  • 参加者の皆様は、客観的な安全運転の水準を知るだけでなく、個人の特徴に応じた具体的で適切なアドバイス情報を受け取ることができます。

■研修制度プログラム

参加対象者

各種研修会参加者:新入社員研修会、移動時研修、幹部研修など

取り組みケース

研修会のプログラムの一つとして取組み:安全運転研修

取組み期間

研修会の単位時間:30分/1コマ、1時間/1コマなど

使用教材プログラム

SAFETYドライブ・チェックSAFETYドライブ・カウンセリングSAFETYドライブ・トレーニングSAFETYドライブ・プランニング(1回の取り組みで必ずしも全部のプログラムに取り組む必要はありません(1プログラム/回で計画しても可)。
「安全運転教本」も併用することができます。

プログラム構成例

新入社員研修:「交通安全研修」プログラムの例

時間 概要 備考
10分 「####社の交通安全の取り組み」 レクチャー
25分 「事故を未然に防ぐトレーニング!」
・SAFETYドライブ・トレーニングの目的と概要説明
・パソコン起動、「阪高SAFETYナビ」サイト接続
・SAFETYドライブ・トレーニング取組み
SAFETYドライブ・トレーニング
5分 「結果報告」
・団体取り組み結果の報告
診断書集計結果:診断書を参照
20分 「意見交換」
・参加者が結果報告と感想などの意見を交換
 
5分 「あいさつ」  
  • 仕様教材は、参加者に応じて適宜設定してよい。研修時間によっては、2つの教材に取り組むことも可。
  • 「安全運転教本」の教材学習との組み合わせも可。

特徴

  • 仕様教材プログラムは、一人ひとりの個別診断からアドバイスまでがパッケージ化されており、その場で診断書やアドバイス情報が提供されます。
  • 団体取り組み結果集計と診断書集計は、参加者の取組後即時に提供されますので、その場で参加者に報告が可能です。
  • 参加者が結果報告と意見交換することで、相互の理解と気づきを促進することができ、より交通安全に対する態度の向上が期待されます。

■定期点検時研修

参加対象者

営業ドライバー、社用車利用者

取り組みケース

営業ドライバー朝礼、ドライバー定期点検

取組み時間

約5分

使用教材

「安全運転教本」「運転管理シート」「安全運転チェック項目」など

プログラム構成例

営業ドライバー朝礼の例

時間 概要 備考
10分 「点呼」 出席確認
##分 「今日のミッション」
・今日の業務確認
(事業所業務に依存)
5分 「安全運転チェック」
・「安全運転チェック項目」を全員で確認
「安全運転チェック項目」
出発時 「運転管理シート記入」
・各人が「運転管理シート」の出発前チェック
「運転管理シート」
帰社後 「運転管理シート記入」
・各人が「運転管理シート」の帰社後チェック
「運転管理シート」

「安全運転教本」の教材学習の活用も可。

特徴

  • 「安全運転チェック項目」、「運転管理シート」は、日常の安全運転管理ツールとしてそのまま活用いただけます。
  • 朝礼などの全員がそろっている場で、日常的に安全運転管理チェックを行うことで、出発前の安全運転意識がより高まります。

■安全運転講習会

参加対象者

マイカー通勤者、運転免許保有者

取り組みケース

春季/秋季安全運転講習会のプログラムの一つとして実施(交通安全運動週間)

取組み時間

講習の単位時間:20~30分

使用教材

SAFETYドライブ・カウンセリング「SAFETYドライブ・トレーニング」「安全運転教本」も併用することができます。

プログラム構成例

安全運転講習会:「SAFETYドライブ・トレーニング」活用例(30分講座)

時間 概要 備考
##分 (講習会プログラム#)
危険予測と回避トレーニング
5分 危険予測とは!? 「安全運転教本」活用
20分 危険予測トレーニングをやってみよう!
・「SAFETYドライブ・トレーニング」起動、取り組み方法紹介
・「練習1」提示
・「場面1」:解説
・「場面1」:動画再生、回答を会場に求める
(3~5場面を繰り返す)
・診断書解説
「SAFETYドライブ・トレーニング」活用
5分 「危険予測トレーニング」の取り組みについて 案内:後日任意取組み
##分 (講習会プログラム#)
  • 「安全運転講習会」プログラムの一つとして、30分のコーナーで実施する例。
  • 仕様教材は、参加者に応じて適宜設定してよい。例えば、「安全運転教本」。

  • 「安全運転講習会」では、阪高SAFETYナビの断片的なプログラム使用で、取り組み動機を活性化することが可能です。また、使用する2~3の場面などのデモンストレーションだけでも、十分に安全運転研修に資することができます。
  • 参加者が一同に会する中で教材を学習して意見交換することで、相互の理解と気づきを促進することができ、より交通安全に対する態度の向上が期待されます。
SAFETYドライブ「チェック」
ゲーム感覚であなたの運転年齢と運転能力をチェックします。また、豊富なデータを活用して、事故の起こしやすさや注意すべき運転場面など、運転に役立つアドバイスをいたします。

取り組みの流れと特徴

  • 交差点をイメージした図上を移動するクルマアイコンを使って、ゲーム感覚のテスト。
  • あなたの運転年齢と運転能力を評価して診断
  • 豊富なデータをもとに、注意すべき事故形態などのアドバイス。
スタッフドライブカウンセリング
阪神高速で事故につながりやすい場面で構成する運転適性診断です。従業員様の安全運転力を簡単に把握できるだけでなく、個別アドバイスで従業員様の安全運転力の向上をサポートします。

取り組みの流れと特徴

  • 厳選した30場面で、従業員様の安全運転意識を診断。
  • 回答に応じた具体的なアドバイスで、従業員様の安全運転知識もアップ。
  • 従業員様の安全運転力を簡単把握。注意のポイントは日々の安全運転管理にお役立てください。
セーフティドライブトレーニング
阪神高速の代表的な走行場面の映像を用いた、個人で取り組めるKYT(危険予知トレーニング)です。従業員様の見落としがちな危険場面が簡単に把握でき、ポイントを絞った指導にもご活用いただけます。

取り組みの流れと特徴

  • 実際の走行場面映像を使って実用的なKYTを実現。
  • 見落とした危険を分かりやすく解説。従業員様の危険予知の向上をサポートします。
  • 従業員様が見落としがちな危険場面が把握でき、ポイントを絞ったフォローアップに便利です。

阪高SAFETYナビでは、個人取り組み用のページ(個人取り組み用は高速道路のみを対象)を開設していますので、
内容を確認したい方はコチラをお試しください。
なお、企業研修等でのご利用は、集計等が充実した下記のSTEPでご登録ください。

SAFETYドライブ「プランニング」
利用する阪神高速道路上のリスクを考えます。その移動では、どこがどのように危険かをあらかじめ計画し、それに対して適切なアドバイスをいたします。

取り組みの流れと特徴

  • その移動での阪神高速道路上の危険な場所を計画想定してください。
  • 豊富なデータを活用して、経路上の危険な区間と内容をフィードバックします。
  • 特に危険な地点は、商材図上でお示しし、安全運転をアドバイスします。

取り組みのプロセス

簡単4ステップ

参加登録

こちらのサイトの下部にある申込から参加登録をしてください。

お申込みはこちら

参加者へのご案内

担当者様に、参加者の皆さまへのご案内事項を連絡させていただきます。

ご担当者様

参加者の皆さまにURLとID、そして参加のご案内をしてください。

お取り組み

ご案内したURLにアクセスいただき、IDを入力後プログラムに取り組んでいただきます。個別に結果とアドバイスをご提供いたします。

ご担当者様

専用の管理画面から取り組み状況のご確認をお願いします。

集計表などをご確認

取り組み期間終了後、専用の管理画面で参加者個人の取り組み結果と団体で集計した結果がご確認できます。

ご担当者様

報告書を元に、貴事務所・団体の交通安全検討の基礎資料としてご活用ください。